<話題の焦点>=普通トラック需要、震災復興で回復鮮明

 国内トラック需要が回復基調を強めている。

 トラック業界がまとめた2012年3月期の国内普通トラック(4トン超)の販売台数を合算した全需は前年に比べ15%増の5万9310台。10年3月期の4万1622台を底に2年連続で増加した。

 2013年3月期も前期比約8%増の6万4000台前後が見込まれているが「一段の上乗せもありそう」(大手メーカー)という。

 けん引役となったのは、エコカー補助金に加え「震災の復興需要」(大手メーカー)が大きい。エコカー補助金はすでに終了したが、震災復興などに引っ張られた需要は底堅く、息切れ懸念は出ていない。

 さらに今後は、補正予算などによる公共投資需要も表面化しそうだ。また、2000年代前半の排ガス規制の特需で販売したトラックが買い替え期を迎えており、長い目での需要増が見込める。

 トラック大手のいすゞ自動車<7202.T>や日野自動車<7205.T>、それにプレス工業<7246.T>やTDF<5641.T>、自動車部品工業<7233.T>などは要注目だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)