シャープが後場プラス転換、S&Pの長期優先債券格付け引き下げも地合い好転で買い戻し

 シャープ<6753.T>が前場安の後戻している。米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が15日、長期優先債券格付けを、「B+」から「B」に1段階引き下げたことが嫌気され、朝方は売り先行でスタートしたが、相場全体の地合い好転に伴い買い戻しが優勢となった。
 10~12月期は5四半期ぶりに黒字転換したが、現預金の減少が続くなど、債務返済能力に改善は見られず、記事は総資産に占める担保付き債務の比率が上昇しており、今後1年程度の間に比率が低下する可能性は小さいと判断、今後も格下げ方向で見直す「クレジット・ウオッチ」を続けるとしている。株価は期待先行で上昇してきただけに失望感は強く、プラス転換はしたものの上値は重い。

シャープの株価は13時10分現在317円(△2円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)