東京株式(大引け)=234円高、G20無事通過で全面高

 18日の東京株式市場は朝方から大幅に買い優勢で始まり、その後も全面高の中で下値を切り上げる展開となり、一時日経平均株価は270円以上の上昇をみせた。
 大引けの日経平均株価は前週末比234円高の1万1407円と急反発。東証1部の売買高概算は31億2762万株、売買代金は1兆8404億円と1月30日以来の2兆円割れ。値上がり銘柄数は1542、値下がりは121、変わらずは36銘柄だった。東証1部全体の9割の銘柄が上昇した。
 きょうの東京株式市場は寄り付きからスタートダッシュの展開で上値を追い、その後も継続的に物色資金が流入した。前週末の欧米株市場がマチマチの動きだったが、為替市場での円安傾向を横目に東京市場ではリスクオンの動きが強まった。円相場は1ドル=94円台攻防で、対ユーロでも1ユーロ=125円台半ばと円が売られており、円高修正トレンドが継続している。注目されていたG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では、欧州勢などから為替の円安について直接的な批判はなく、アベノミクスへの一定の支持を得たことが円安・株高を誘発した。前週末にG20を前に株価指数先物でヘッジをかけていた向きの買い戻しが、一方通行の戻りを助長させたとの指摘もある。
 個別ではみずほ、三菱UFJなど銀行株が買われ、三井不、三菱地所など不動産株も高い。ディーエヌエー、グリーも堅調。ファーストリテが大幅高、サンフロンティア、ベストBはストップ高となった。半面、フルキャストHDが急落、パソナも売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)