<動意株・18日>(大引け)=よみランド、タカラレーベン、乃村工藝など

 よみうりランド<9671.T>=4日ぶり大幅反発。日銀の次期総裁人事が控える中、一段の金融緩和観測が強まり、余剰資金の流入による不動産市況の上昇思惑から幅広く不動産株が買われた。同社は船橋、川崎競馬場をはじめ保有不動産が多く、含み資産株の一角。不動産市況の上昇は含み資産の拡大につながるとの思惑から、再び注目を集めた。

 タカラレーベン<8897.T>=5日ぶりに大幅反発。15日に発表したメガソーラー事業への参入が改めて注目されているもよう。栃木県・塩谷町に発電規模3メガワットの施設を設ける予定で、13年8月に稼働させ、14年3月期中には10メガワットの稼働を目標に取り組む方針。

 乃村工藝社<9716.T>=大幅反発し昨年来高値を更新。同社の13年2月期は「東京ソラマチ」や「渋谷ヒカリエ」など大型の商業施設が寄与することや、住宅設備機器大手のショールーム、大手私鉄の駅ナカの改装案件が豊富で、連結経常利益は前期比28%増の17億円と好伸長する見通し。14年2月期も駅ナカ施設や温浴施設など大型案件の受注拡大を背景に、経常利益は大幅続伸の可能性が高く先取りする買いが入っている。

 トーセイ<8923.T>=7日ぶりに大幅反発。同社は中古オフィスの再生・一棟販売など不動産流動化事業が順調に推移しており、金融緩和による不動産市況上昇の恩恵が大きい一社として市場の注目度が高い。金融緩和を促進するとみられる次期日銀の総裁人事を控え、先回りの買いが流入しているようだ。

 東京機械製作所<6335.T>=大幅反発。同社は13日に新聞印刷業界向けのオフセット輪転機の販売価格下落と事業構造改革による諸経費削減効果の一部来期へのずれ込みを理由に、13年3月期連結経常損益を従来予想の6億2000万円の赤字から43億8000万円の赤字(前期は76億5900万円の赤字)に見直した。ただ、事業構造改革は順調に進展しているほか、新開発の新聞印刷用デジタル印刷機が海外中心に多数の引き合いが舞い込んでいること、足もとの円安効果もあって、来期以降の収益改善への期待から、低位株人気が波及しているようだ。

 エス・バイ・エル<1919.T>=急反発。1月16日に180円まで上昇した後に下落していたが先週末には140円を割れまで売られたことから値頃感が台頭しているようだ。同社は2月7日付で、ヤマダ電機の取締役兼執行役員副社長である松田佳紀氏の社長就任を発表しており、経営体制刷新への期待もある。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)