<話題の焦点>=成長期待十分、F&Aアクアなど脱デフレで注目の小売関連株

 安倍首相が掲げる「デフレ脱却」の大命題。これを果たすために、日銀は2%の物価目標を設定した金融緩和を継続する。世の中がインフレに向かうということは、個人消費が盛り上がることが前提となる。ここは先取りで小売関連株への投資を考えてみるのも手だ。

 十把ひとからげに小売関連といっても、個別企業ごとに明暗は分かれており業界内格差は歴然だ。急激に進む円安も海外調達のコスト増となって跳ね返ってくるだけに、二極化の様相は年々高まっている。強い企業はより強く、弱い企業は淘汰されていく流れが一層強まりそうだ。ここは株式投資の鉄則でもある強い企業につけ、で銘柄を選別したい。

 まず、宝飾ブランド「4℃」を柱に展開するF&Aアクアホールディングス<8008.T>。今13年2月期は経常利益が47億円と20%増益見通し。今期だけではない。ここ3期に絞っても年間成長率は21%の高成長を誇る。

 ここ株価の勢いはやや落ちたが、ニトリホールディングス<9843.T>の成長力も衰えを感じさせない。今2月期も増益基調不変、経常利益は初の600億円台を大きく突破してくることが濃厚だ。PERも10倍に過ぎず、割安感もある。

 「無印良品」を展開する良品計画<7453.T>も内需の勝ち組企業として見逃せない。国内だけでなく、海外での展開力も厚く、中国などでの出店戦略が勢いを増している。収益はピーク利益圏にある。

 このほかピーク利益更新が続くファミリーマート<8028.T>やメガネチェーンで飛ぶ鳥を落とす勢いのジェイアイエヌ<3046.OS>なども要注目だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)