麻生財務相「外債購入する気はない」で円買い強まる

ドラギECB総裁発言でユーロは上下
昨日の海外時間は、NY市場が休日だったこともあって方向感のない取引が続きました。その中で、ドラギECB総裁が「ユーロ圏経済は2013年初期に弱含むと予想」などと述べたことからユーロ売りが強まりましたが「ユーロの為替レートは長期的平均付近にある」などと述べたことから買い戻されました。

欧州時間序盤、欧州株が寄り付き直後に売られたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3320台まで、ユーロ円は125.10円台まで下落しました。しかし「スペインの銀行の不良債権比率が低下」とのニュースを受け株価が反発したことからユーロ買いが強まってユーロドルは1.3370台まで、ユーロ円は125.90円付近まで、ドル円も94.10円台まで上昇しました。しかし株価が再び下落に転じたため、ユーロも反落しユーロドルは1.3340台まで、ユーロ円は125.40円台まで反落しました。その後ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロドルのレートは通常のレンジ」「ユーロ円の上昇は劇的ではない」などと述べたことからややユーロが買い戻され、ユーロドルは1.3360台まで上昇しました。この間ドル円はじり安となって93.90円台まで下落しました。

NY時間にはいってもドル円の軟化が続き、93.70円台まで下落幅を拡大しました。一方ユーロはもみ合いが続きましたが、ドラギECB総裁が「ユーロ圏経済は2013年初期に弱含むと予想」「金融政策スタンスは緩和的」「ユーロ圏の経済見通しを取り囲むリスクは下向き」「ユーロの為替レートの上昇は下向きのインフレリスクを示唆」などと述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3330台まで、ユーロ円は125.20円付近まで下落しました。しかし、欧州株が堅調な取り引きを続けたことと、ドラギECB総裁が「ユーロの為替レートは長期的平均付近にある」などと述べたことからユーロは買い戻され、ユーロドルは1.3350台まで、ユーロ円は125.50円台まで上昇しました。

欧州引け後のNY時間午後には、アメリカがプレジデンツデーで休日だったことから各通貨ペアとも小動きとなりました。

東京時間にはいって、麻生財務相が閣議後の記者会見で18日の参院予算委員会で安倍首相が日銀の金融緩和策の1つとして外債購入に言及した点に関し「外債購入する気はない」と否定し、日銀法改正に関しては「当面考えていない」と述べたことから円買いが強まる場面がありました。

今日の海外時間には独/ユーロ圏・2月ZEW景況感調査の発表と、アスムッセン・ECB専務理事の講演があります。