外為サマリー:1ドル93円60銭前後の円高、材料難で円売りの勢い鈍る

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=93円61~62銭近辺と前日午後5時時点に比べ44銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=125円00~04銭と同43銭の円高・ユーロ安で推移している。
 朝方の麻生財務相による「外債購入する気はない」との発言を受け、午前8時50分過ぎに一時93円55銭をつけた後、93円90銭まで円安方向に振れたが、その後、再度、93円60銭台に戻した。「日銀による外債購入は事実上の為替介入にあたる」との見方もあり、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を経て、外債購入は難しくなったとの見方が増えている。また、政治家の円安誘導とも受け止められる発言も難しくなったことも、円売り材料が不足する要因となっている。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3350~51ドルと前日午後5時時点に比べ0.0014ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)