<動意株・19日>(大引け)=クボテック、三井松島、重松製作など

 クボテック<7709.T>=ストップ高。新たな買い材料は観測されていないが、同社は品薄の小型株で、株式の需給思惑から株価が乱高下する習性がある。昨年末に取組妙味を手掛かりに株価が大化けした反動安局面もこのところ2万6000円前後で下値の固い展開になっていた。

 三井松島産業<1518.T>=買われる。年初から急騰し1月31日に昨年来高値256円を示現。以降は急ピッチの値幅調整となっていたが、日足では180円近辺のフシ目で下げ渋る格好。「仕手系材料株に仕切り直しの機運が出ている。年初からの上昇は短期資金主導とみられ、同じような資金が流入していた日本カーバイド工業<4064.T>も下げ一服から出直りの兆し。三井松は相場が若いぶん手垢も少ない」(中堅証券)としている。

 重松製作所<7980.T>=ストップ高。中国で深刻さを増している「PM2.5」は呼吸器系疾患を引き起こす直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質であり、昨今は日本への影響も懸念されるようになっている。同社は防毒・防塵マスクで高いシェアを誇り、米国3Mと提携するほか官公庁向けで実績を持つなどその商品技術力は折り紙付き。

 アシックス<7936.T>=急伸。同社は世界的なランニング・ブームを追い風に業績好調、13年3月期の連結純利益見通しは従来予想の120億円から140億円に20億円上乗せしており、好業績株の位置づけで見直し買いが流入している。信用取引も信用倍率0.6倍と売り長の状態にあり、株式需給関係の良さも強みとなっている。

 ベストブライダル<2418.T>=前日のストップ高に続き、きょうも急伸。先日同社が発表した12年12月期の連結経常利益は66億円と前の期と比較して6.2%の伸びを示すなど好調を維持。同社は欧米風邸宅での披露宴を主力企画に結婚式場を運営するが、業績は増収増益基調が続いており、ここにきて短期資金の攻勢が加速した形だ。

 井筒屋<8260.T>=急伸。東証が18日、同社株について19日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除すると発表。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。信用取引規制の解除で、売買の自由度が回復するとの期待が買いにつながっているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)