東京株式(大引け)=35円安、売りに押されるも底堅さ

 19日の東京株式市場は売り優勢で始まったものの、押し目買いに下げ渋る動きをみせ、一時プラス圏に浮上する場面もあった。ただ商いは盛り上がりを欠いている。
 大引けの日経平均株価は前日比35円安の1万1372円と小反落。東証1部の売買高概算は26億8756万株、売買代金は1兆6834億円と今年最低水準だった。値上がり銘柄数は1075、値下がりは496、変わらずは128銘柄。日経平均はマイナス圏で推移したが、きょうは終始値上がり銘柄数が値下がりを上回った。なお、TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。
 きょうの東京市場は、前日の欧州株式市場が高安マチマチの動きだったほか、米国株式市場がプレジデント・デーで休場と買い手掛かり材料に不足する中、為替市場の動向が注目された。為替市場では1ドル=93円60~70銭近辺の動きで円安一服となったことで、輸出主力株中心に上値を買う動きは限定的だった。前日に日経平均は234円高と急騰していただけに利益確定が出やすい環境にあったことも影響した。ただ、下値に買いは厚く底堅さも発揮。商いは減少したものの、中小型株を中心に個別物色ニーズは旺盛だったといえる。
 主力ではブリヂストンが高く、富士重、日揮なども買われた。クボテックがストップ高となったほかベストBも一時値幅制限目前まで上値を伸ばした。井関農機、タクマなども値を飛ばしている。半面、ディーエヌエーが売られ、ファナックも大幅安。JALが値を下げ、トヨタ、日産自など自動車株も軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)