あす(20日)の為替相場見通し=1ドル93円台巡り強弱感も

 あすの東京外国為替市場は、93円台の幅広いレンジでの往来となりそうだ。予想レンジは1ドル=93円00銭~94円00銭、1ユーロ=124円00~125円50銭。19日は、朝方に麻生財務相が「外債購入する気ない」と発言したことを受け、93円台前半へと円高が進んだ。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を経て、事実上の為替介入とも受け止められかねない外債購入は難しさを増した。また政治家の円安誘導と受け止められる発言がしにくくなったことも円高要因との見方が出ている。
 当面、注目されるのは国内要因に加え海外要因だ。特に、25日からはイタリア総選挙があり、その結果次第では欧州不安に伴う円高が進む懸念もある。一方、米国からは景気回復に向けたニュースが出れば、ドル買い・円売り要因で円安が進みそうだ。あすは朝方に1月の貿易統計の発表があり、その内容も注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)