<クローズアップ>=軽自動車が爆走!業界地図に異変あり(2)

 2強は最新技術とノウハウを駆使した主力車を投入して対抗、より魅力のある新型車が相次いで発売されたことで市場拡大には弾みがついたが、今後は価格競争も激化していくと考えられる。

 ダイハツは走りと燃費のバランスが良く、ファミリーや女性にもピッタリなクセのないデザインが特徴で、ミラ、ムーブシリーズをはじめロングセラー車をコンスタントに販売、軽自動車業界で最も安定感がある。ミラシリーズにはミラ、ミライース、ミラココアなどのモデルがあるが、一昨年9月に発売したミライースはリッター30キロメートルの低燃費とコンパクトボディながら広い室内空間を確保したことなどが高く評価され、販売台数を大きく伸ばした。79万5000円からという価格設定も魅力になっている。

 スズキはおしゃれなボックスタイプのワゴンRから、ファミリータイプのパレット、商用向けのアルトやエブリィ、さらに本格オフロードタイプのジムニーまで、各種軽自動車を取り揃え、幅広いニーズに対応。また、今春までにハイブリッド車並みの低燃費車を投入するとも伝えられており、巻き返しを図る。新型ワゴンRはアイドリングストップ機構の改良や車体の軽量化、回生エネルギーを蓄えるシステムなどを導入、燃費を従来よりも2割向上させた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)