中外製薬が昨年来高値、「タミフル」の需要増と「オキサロール軟膏」の訴訟で関心

 中外製薬<4519.T>が反発、昨年来高値を更新した。インフルエンザの流行が続いていることから「タミフル」の需要への関心た高まっている。さらに、19日大引け後に尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール軟膏」について、同製品の後発品販売者である岩城製薬、高田製薬、ポーラファルマ、および、これら後発品の原薬など国内管理人であるDKSHジャパンに対し、中外製薬が保有する製法特許の侵害を理由として、2月19日付で東京地方裁判所に特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を提起し、併せて仮処分命令の申し立てをしたことを発表した。オキサロール軟膏は、中外製薬が創製した活性型ビタミンD3誘導体である「マキサカルシトール」を有効成分とする角化症治療剤で、尋常性乾癬、魚鱗癬群、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症の4疾患に効能・効果を有しており今回の訴訟の動向も注目されよう。

中外製薬の株価は10時35分現在1995円(△25円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)