東京株式(大引け)=95円高、押し目買い意欲強く切り返す

 20日の東京株式市場は反発し、寄り後は日経平均1万1400円台を軸に利益確定売りと押し目買いが交錯する展開となったが、終始買いが優勢だった。
 大引けの日経平均株価は前日比95円高の1万1468円と反発し昨年来高値を更新。東証1部の売買高概算は28億2282万株、売買代金は1兆8543億円と前日の水準は上回った。値上がり銘柄数は1316、値下がりは291、変わらずは93銘柄。物色意欲は根強く全体の77%の銘柄が上昇した。
 きょうの東京株式市場は世界的なリスク選好ムードが強まる中、主力株や材料株など幅広く買いが流入した。前日の欧米株の堅調が追い風となった。米国市場ではNYダウが1万4000ドル台を回復し、約5年4カ月ぶりの高値をつけており、これを引き継いで相対的な出遅れ感のある東京市場でも海外資金の買いなどを背景に上昇歩調を強めている。ただ、今週22日には日米首脳会談が予定されるほか、週後半にかけ米国の経済指標が相次ぐ。また、24日にはイタリア総選挙など重要スケジュールを前に、全般押し目買い意欲は旺盛ながら一段の上値を買う動きにはやや慎重さもみられた。
 個別ではトヨタが買われ、キヤノン、信越化など値がさ株が堅調。NTT、東京海上なども物色された。このほかサニックスが急騰、クボテック、サンフロンティアがストップ高となるなど材料株も強い。半面、荏原が急落し、ヤクルト、スクリーンも大幅安。JFEHD、富士通なども冴えない動きとなった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)