午後:債券サマリー 先物は4日ぶりに小幅反落、30年債利回りは上昇

 20日の債券市場では、先物中心限月3月限は4日ぶりに小幅反落。手掛かり材料難のなか、先物は狭いレンジでの取引となった。30年債利回りは上昇した。
 この日、債券先物は144円30銭台を中心に10銭程度のレンジでの取引となった。午後に安倍首相が、外債ファンドについて「必要性は薄まっている」と発言し、為替は円高が進んだが、債券市場の反応は限定的だった。
 米国で10年債利回りが2%台に上昇。また、前日の独ZEW景況感指数も良好であり、海外景気回復に伴う金利上昇観測も浮上している。ただ、日銀の追加金融緩和期待から日本の低金利状態は続いている。この日は朝方低下していた30年債利回りが午後に入り上昇に転じた。あすは20年債の入札があり、その動向も注目されている。
 先物3月限は144円34銭で始まり、高値は144円41銭、安値は144円30銭、終値は前日比3銭安の144円35銭。出来高は2兆8959億円。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.740%、20年債は同0.015%上昇の1.755%、30年債は同0.010%上昇の1.920%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)