あす(21日)の為替相場見通し=93円台前半でのもみ合いも

 あすの東京外国為替市場は、93円台前半でのもみ合いとなりそうだ。予想レンジは1ドル=93円00銭~93円70銭、1ユーロ=124円50~125円80銭。20日は、安倍首相が外債ファンドについて「必要性は薄まっている」と発言したこともあり一時93円10銭へ円高が進んだ。ただ、円買い一巡後は再度93円30銭前後へ値を戻した。この日の朝方に発表された1月の貿易収支は1兆6294億円と過去最大の赤字額を記録しており「基本的な円安基調は崩れそうにない」(市場関係者)とみる声は多い。
 とはいえ、目先はやや手掛かり材料難で当面、次期日銀総裁の人事を巡った観測報道などで一喜一憂する展開が続きそうだ。この日発表される米1月住宅着工戸数や連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などの内容次第では、為替相場は動く可能性もあり、その内容が注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)