午前:債券サマリー 先物は反発、20年債入札前に手控えも

 21日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。前日の米ダウ工業株30種平均が下落し、この日は日本市場も株安となるなか債券は底堅く推移している。
 債券先物は、144円30~40銭台前半での値動きとなった。前日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均は前日比108ドル13セント安と大幅反落。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で複数の委員が「景気状況次第で量的緩和(QE)のペースを変更するべき」と主張したことが判明。米10年債利回りも2.01%と依然、2%超えの水準にある。このなか、この日の株式市場は軟調な動きとなり債券市場には買い物が入った。
 日銀の追加金融緩和期待も強く、金利上昇場面では機関投資家の買いが入るようだ。ただ、この日は20年債の入札があり手控え気分も出ている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比6銭高の144円41銭。出来高は1兆5038億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.740%、30年債は同0.015%上昇の1.940%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)