東京株式(前引け)=商い減少の中、米国株安受けて見送り商状

 21日前引けの日経平均株価は前日比円92安の1万1376円と反落。前場の東証1部の売買高概算は13億8843万株、売買代金は8658億円と減少傾向にある。値上がり銘柄数は736、対して値下がり銘柄数は799と拮抗、変わらずは157銘柄だった。
 きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場が軟調に推移したことを受けて、買いが見送られる展開となった。今週は重要スケジュールが相次いでおり、目先は、きょう発表となる2月のユーロ圏のPMIや1月の米CPIなどの経済指標が控えているほか、22日にワシントンで日米首脳会談が予定されている。また、24~25日にかけてイタリア議会総選挙が行われることもあり、これを見極めたいとの思惑もある。買い気に欠ける中で先物主導の下げとなった。為替市場では1ドル=93円台後半、対ユーロでは1ユーロ=124円前半の推移で、来週中にも明らかとなる可能性がある日銀の次期総裁人事を前に思惑含みの動きだが、足もとはやや円高傾向にある。
 個別ではNTTドコモが高く、日産自、富士重も買いが先行した。クボテックがストップ高となったほか、GSユアサなどの材料株が買われている。富士紡HDも高い。半面、三菱UFJ、三井住友などの銀行株が軟調、エムスリーが急落、大王紙、コマツ、ファナックなども安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)