<話題の焦点>=野菜価格高騰で特需、ジュースの販売が拡大

 昨年から続く寒波で野菜が高騰し家計を圧迫している。高ければ購入を控えたいところだが、食物繊維やビタミン類を含み健康維持に不可欠で、多くの消費者が苦悩に立たされている。そのようななかで、ここへ来て需要が急増しているのが野菜ジュースだ。

 野菜価格は、直近でレタスや白菜を含めて葉物野菜の場合には例年の2倍近くに値段が高騰している。野菜価格の高騰と連動する形で野菜ジュースの価格も上昇すると思われがちだが、ジュースに使用される野菜は豊作の時期に大量仕入れして低温で保管、しかも海外を含めて調達先も多様化していることから、コスト上昇を抑制し易く1年を通じて販売価格を安定させやすいのが特徴。

 飲料メーカーが商品ラインアップを強化しているが、近年の健康ブームなどで消費者の認知度も向上しており、野菜が高ければ、野菜ジュースをまとめ買いして不足する栄養分を補う動きが昨年以降活発化、食品スーパーでも想定超の販売となっているようだ。燃料費の高騰で栽培コストも上昇しており、この傾向は続きそうだ。

◆野菜ジュースの人気ブランド
キリンHD<2503.T> 「無添加野菜 48種の濃い野菜100%」
伊藤園<2593.T> 「充実野菜」「1日分の野菜」
キッコーマン<2801.T> デルモンテ「トマトジュース」「野菜ジュース」
カゴメ<2811.T> 「野菜生活100」

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)