米FOMC複数のメンバーが早期のQE停止を主張

MPC議事録受けポンド売り強まる
昨日の海外時間には、公表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事録でキング総裁を含む3名が資産買入れ枠の増額を主張していたことが公表されポンドが急落しました。またNY時間に公表された米FOMC議事録では、複数のメンバーが早期の量的緩和縮小を主張していたことが明らかとなったことから、ドルが買われました。

欧州時間、公表された英中銀金融政策委員会(MPC)議事録で「資産買入れ枠の規模を6対3で据え置いた」とされ、買入れ枠の拡大を主張した委員が1人から3人に増え、その中にキング総裁も含まれていたことからポンドが急落しました。ポンドが売られたことから全般的にドル買いが強まってユーロドルは1.3360台まで下落し、ドル円は93.60円付近まで上昇しました。

NY時間にはいって発表された、米・1月住宅着工件数が予想を下回ったことから一旦ドル売りが強まる場面もありましたが、建設許可件数が予想をやや上回っていたことなどから買戻しが優勢となりました。米長期金利が上昇したこともあってドルが買われ、ドル円は93.70円台まで上昇し、ユーロドルは1.3330台まで下落しました。

NY時間午後になって米FOMC議事録が公表され「数人のメンバーは雇用の顕著な改善まで資産購入の継続を主張」「幾人かのメンバーは、景気予測次第で量的緩和のペースを変更すべきと主張」「複数のメンバーは、雇用市場が著しく改善する前にQE3の縮小、あるいは停止が必要な可能性を指摘」などとされたことから、FOMC内で意見が分かれているものの、これまでよりもタカ派的との見方が拡がりユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3280付近まで急落しました。一方ドル円は、一旦米長期金利が上昇したことから買われ94.00円台を付けましたが、米金利がすぐに反落したこともあって93.50円付近まで下落しました。

今日の海外時間にはスイス・1月貿易収支、独/ユーロ圏・2月製造業/サービスPMI、米・1月消費者物価指数、米・新規失業保険申請件数、米・2月フィラデルフィア連銀景況指数、米・1月景気先行指数、米・1月中古住宅販売件数の発表と、ブラード・米セントルイス連銀総裁、ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁の講演があります。

(21日13:00更新)