東京株式(大引け)=米株安に上海株安加わり急反落

 21日の東京株式市場は前日の米国株市場が軟調に推移したことを受けてリスクオンの流れが一服、全般見送りムードとなった。後場は中国株の急落などアジア株安を横目に下げ幅を拡大する展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比159円安の1万1309円と大幅反落。東証1部の売買高概算は27億2791万株、売買代金は1兆7834億円と2兆円割れが定着している。値上がり銘柄数は563、対して値下がり銘柄数は1020、変わらずは117銘柄だった。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場がFOMC議事要旨の発表をきっかけとして利益確定の動きとなり、その流れを引き継いで始まった。寄り後は下げ渋ったが、前場中盤以降は為替の円高傾向なども受けて下値を模索、後場は安値圏で売り物をこなす展開となった。2月のユーロ圏のPMIや1月の米CPIなどの経済指標発表を控え、これを確認したいとの思惑に加え、22日に日米首脳会談が予定されているほか、24~25日にかけてイタリアで議会総選挙が行われることもあり、積極的な買いは入りにくかった。中国上海株の下げがきつく、これが東京市場の下げを助長する格好となった。
 個別にはトヨタが冴えず、ファナックも軟調。三菱商事、ファーストリテも値を下げた。コマツが急落、ソフトバンクも売り込まれた。ソニー、パナソニックも冴えない。半面、NTTドコモが高く、GSユアサも買われた。JALも堅調。材料株ではクボテックが3日連続のストップ高、新日科学も値幅制限いっぱいに買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)