午後:債券サマリー 先物は反発、20年債入札は順調との見方

  21日の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。米国に続き日本株安もあり、低リスク資産である債券市場は底堅く推移。市場には「ヘッジファンド破綻の噂」(市場関係者)も流れ、リスクオフ姿勢が強まった。20年債の入札も順調だった。
 この日入札が実施された20年債(第142回債、クーポン1.8%)の最低落札価格は100円60銭(利回り1.759%)、平均落札価格は100円71銭(同1.751%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は11銭で応札倍率は2.5倍だった。前月の3.4倍に比べ倍率は低下したが、「債券相場全般が底堅く推移するなか、需要は順調だった」(関係者)という。中国の不動産規制や資源価格下落などが関心を集めるなか、債券市場への一段の資金流入があるかが関心を集めている。
 先物3月限は144円34銭で始まり、高値は144円48銭、安値は144円32銭、終値は前日比8銭高の144円43銭。出来高は3兆327億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.735%、20年債は同0.005%低下の1.760%、30年債は同0.010%上昇の1.935%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)