どうなる!?日米首脳会談

米景気に先行き不安-ドル売り
※ご注意:予想期間は2月23日と表示されていますが、本日(22日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 昨日は対円でドルが売られる展開となりました。また幅広い通貨に対してユーロも売られたことから、久方ぶりに円独歩高の展開となりました。

 前日のFOMC議事録で示唆された“米金融緩和策の早期縮小”への思惑は、端的に見るとドル買い要因です。しかしながら時期尚早な緩和策縮小は、米景況感の先行きに懸念を灯すものでもあるからです。事実、昨日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数は事前予想を大きく下回る-12.5となるなど、先行きに対する懸念が台頭しやすい状況となっています。こうして94円ライン付近で推移していたドル円は、92円台へと値を下げました。
欧州でも景気悲観論増大-ユーロ売り
 一方で欧州でも、景況感に対する悲観論が広がりました。独・仏の製造業PMI(購買担当者景気指数)がいずれも事前予想に届かず、製造業の鈍化懸念が欧州株の下落へ、そしてユーロ円急落へとつながったからです。こうして124円後半で推移していたユーロ円は122円前半へと続落するなど、リスク回避姿勢が優勢となりました。

 引けにかけて続落していたNYダウが下げ渋ったことから、何とかドル円は93円台へ、そしてユーロ円は122円後半へとやや押し戻されましたが、リスク回避姿勢を引きずったままで昨日の取引を終えています。
日米首脳会談に波乱はあるか…?
 こうした中で週末を迎える本日ですが、主だった経済指標が欧米で予定されておりません。このためまず意識されると見られるのは、日米首脳会談への思惑ということになります。

 G20声明では名指しで非難されることがなかった円安ですが、昨日も「日本の円安誘導に不快感」を米自動車大手・フォードは表明しています。米国はロビー活動が盛んですので、これらを代弁する形でオバマ大統領が“円安を牽制するのか?”それとも“容認(黙認?)するのか?”に、注目が集まるところです。

 基本的に円安が話題となるかは現時点では未定であり、仮に話題になったとしても「現状レベルの円安は容認」との見方が多数を占めていることから後者の可能性が高いということになりますが、事前に要人発言等で思惑がマーケットを揺さぶる可能性は否定できません。このため首脳会談絡みでは、上下双方に睨みを利かすことが必要となってきます。

 テクニカル的に見ると、ストップロス絡みのドル買いオーダーが集中している11日高値(94.452円・Bid)が上方向で強く意識されている反面、15日安値(92.223円・Bid)と5日安値(91.978円・Bid)に挟まれたゾーンが下値抵抗帯として強く意識されています。少々幅が広い状況ではありますが、昨日に続いてこの92円~94円半ばをレンジとして捉え、思惑によって上下する展開を想定しておきたいところです。
欧州絡みの要人発言にも注意を!
 なお現在は円安一服していることから、調整が入りやすい局面となっています。そしてこの日米首脳会談を除くと、主だった経済予定が本日は予定されておりません。もう一つの懸念(欧州景況感への悲観論)に関する要人発言についても、一定以上の注意は払っておきたいところです。
抵抗・支持ライン
USD/JPY
上値5:94.971(10/5/4高値、大台)
上値4:94.452(2/11高値)
上値3:94.209(2/18高値)
上値2:93.857(2/20高値)
上値1:93.704(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:93.086
下値1:92.775(2/21安値)
下値2:92.622(ピボット1stサポート)
下値3:92.223(2/15安値、ピボット2ndサポート)
下値4:91.978(2/5安値、大台)
下値5:91.254(日足・一目均衡表基準線、1/29安値)

EUR/JPY
上値5:125.695(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:124.976(2/6~2/21の50%戻し、大台)
上値3:124.599(日足・一目均衡表転換線、2/21高値)
上値2:123.718(20日移動平均線)
上値1:123.478(2/21の50%戻し)
前営業日終値:122.776
下値1:121.784(ピボット1stサポート)
下値2:121.211(1/29安値、1/23~2/6の61.8%押し)
下値3:120.793(ピボット2ndサポート)
下値4:120.625(1/9~2/6の50%押し)
下値5:120.000(大台)

EUR/USD
上値5:1.33420(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:1.32898(2/21高値)
上値3:1.32655(ピボット1stレジスタンス)
上値2:1.32255 (2/21の50%戻し)
上値1:1.32103 (日足・一目均衡表先行スパン上限、2/21の38.2%戻し)
前営業日終値:1.31890
下値1:1.31611(2/21安値)
下値2:1.31368(ピボット1stサポート)
下値3:1.31178(100日移動平均線)
下値4:1.30846(ピボット2ndサポート)
下値5:1.30319(日足・一目均衡表先行スパン下限)

AUD/JPY
上値5:97.415(2/5高値)
上値4:97.068(2/20高値、大台)
上値3:96.674(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:96.193(2/21高値)
上値1:96.069(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス、20日移動平均線)
前営業日終値:95.390
下値1:95.070(2/21安値、日足・一目均衡表基準線)
下値2:94.909(ピボット1stサポート)
下値3:94.428(ピボット2ndサポート)
下値4:94.102(1/28安値))
下値5:93.786(ピボットローブレイクアウト)

17:52 抵抗・支持ライン 追加