東京株式(大引け)=76円高、先物主導で後場切り返す

 22日の東京株式市場は売り優勢で始まったが、その後は押し目買いに下げ渋り、後場に入ると株価指数先物への買い戻しなどを足場に前日比プラスに切り返した。
 大引けの日経平均株価は前日比76円高の1万1385円と反発。東証1部の売買高概算は33億411万株、売買代金は2兆807億円と今週初めて2兆円大台に乗せた。値上がり銘柄数は573、対して値下がり銘柄数は982と値下がり銘柄数のほうが多かった。なお、前日比変わらずは145銘柄。
 前日の欧米株式市場が軒並み軟調だったほか、為替市場でも朝方は円高に振れるなどリスクオフの流れを映し、これを受けて東京市場でも朝方は広範囲に利益確定の売りが先行した。日本時間23日未明に予定される日米首脳会談や24~25日にイタリアで総選挙が行われることなどから、買いを手控える動きがみられた。一方で押し目には買いが厚く、寄り後に売りが一巡した後はすかさず戻り足に。後場は、為替市場で円高傾向が弱まり、先物経由で買い戻しが入ったことも株価を押し上げる要因となり、プラス圏に浮上した。
 個別ではファナックが堅調、コマツも切り返した。ディーエヌエー、グリーが上昇、ソフトバンクもしっかり。ファーストリテも高い。サニックスが値を飛ばし、丸山製も人気。新日本科学は連日のストップ高に買われた。半面、三菱UFJなど大手銀行が軟調、ソニー、日立も売りに押された。エプソン、シャープも値を下げている。クボテックは急反落で値幅制限いっぱいに売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)