25日の株式相場見通し=日米首脳会談通過、日銀次期総裁人事も固まり続伸

 週明け25日の東京株式市場は、買いが大きく先行して始まりそうだ。前週末の欧米株式市場は総じて高く、世界株高の流れが味方している。また、日本時間23日未明に行われた日米首脳会談では、日本はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に6月にも交渉参加が決まる見通しとなった。交渉参加ではすべての関税撤廃を前提としないことを共同声明で明示しており、日本側の要望を米国が配慮した形となったことで株式市場でも前向きに評価されよう。
 さらに大詰めを迎えていた日銀の次期総裁人事については、政府は24日、アジア開発銀行総裁の黒田東彦氏を起用する方針を固めたと伝えられ、円高ファイターとして知られる氏の起用は、一段と円安・株高の方向性を強めるとの思惑が働きそうだ。
 一方で海外では、足もとのイタリア総選挙の結果などが重要スケジュールとして注目され、これを見極めたいとの動きから、買い一巡後、目先的にはいったんポジション調整の売り圧力も予想されるところだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)