外為サマリー:1ドル94円台の円安・ドル高、次期日銀総裁報道で円売り膨らむ

 25日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=94円02~03銭近辺と前週末午後5時時点に比べ75銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=123円95~96銭と同72銭の円安・ユーロ高で推移している。
 次期日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁、副総裁に岩田規久男学習院大学教授を起用すると複数のメディアが報じたことを受け、円売りが膨らんだ。両氏とも積極金融緩和派であり、大胆な金融緩和を推進するとみられている。この報道を受け、午前6時50分過ぎには一時、1ドル=94円65銭の円安を記録した。ただ、円売り一巡後は買い戻しが流入し、94円ラインでの一進一退となっている。欧州ではイタリア総選挙の結果が注目されているほか、米国では「歳出の強制削減」の発動期限を3月1日に控え、様子見姿勢も出ており一本調子の円安とはなっていない。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3183~84ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0029ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)