午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、次期日銀総裁報道で金融緩和期待高まる

 25日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅続伸。次期日銀総裁にアジア開発銀行総裁の黒田東彦氏、副総裁に学習院大学教授の岩田規久男氏を起用すると各メディアが報道したことを受け、追加金融緩和への期待が膨らんだ。
 債券先物は一時144円72銭と昨年12月11日以来、約2カ月半ぶりの水準に上昇。現物債市場では、10年債利回りが一時0.700%と同じく昨年12月12日以来の水準となった。この日、各メディアが次期総裁への就任が有力と報道した黒田東彦氏と副総裁候補に挙げられた岩田規久男氏はともに、積極金融緩和派で、従来路線とは一線を画す「大胆な金融緩和」が進められるとの期待が膨らんでいる。
 ただ、外部環境ではイタリア総選挙の結果が注視されるほか米国の「歳出の強制削減」の発動期限となる3月1日が迫っていることから、やや様子見姿勢も出ている。
 午前11時の先物3月限の終値は前週末比18銭高の144円68銭。出来高は1兆4960億円。10年債の利回りは前日比0.020%低下の0.705%、30年債は同0.010%低下の1.905%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)