外為サマリー:1ドル94円ラインでもみ合う、イタリア総選挙の結果に関心も

 25日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=94円16~17銭近辺と前週末午後5時時点に比べ89銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=124円31~35銭と同1円08銭の円安・ユーロ高で推移している。
 日銀次期総裁にアジア開発銀行総裁の黒田東彦氏、副総裁に学習院大学教授の岩田規久男氏が起用されるとの報道を受け、円は対ドルで一時、94円60銭台まで大幅下落したが、円売り一巡後は94円ラインを巡り一進一退が続いた。
 黒田氏は積極金融派として知られるが、今後国会の承認が求められるほか、就任後の最初となる日銀金融政策決定会合は4月3~4日とまだ時間がある。一方、イタリア総選挙の結果は、この日の夜11時以降に判明する見込みであり、その内容次第ではユーロを中心に為替市場が大きく動く可能性があるだけに様子見気分も出ている。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3199~20ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0013ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)