<動意株・25日>(大引け)=ニチレキ、ヤマタネ、ダイフクなど

 丸山製作所<6316.T>=ストップ高。日本のTPP参加で鍵を握るのは農業であり、安倍政権下での農業強化策への思惑が関連企業の株価を大いに刺激している。同社は農業用機械を手掛け、農家向けが7割を占めており関連有力株として注目度が高い。また、同社が手掛ける工業用高圧ポンプが米国向けシェールオイルの掘削用に伸長していることも強力な手掛かり材料となっている。

 ナノキャリア<4571.T>=ストップ高で40万円大台を大きく回復。40万円台回復は18立会日ぶりで、調整一巡からの戻り足を鮮明としている。直近、21日受付でJPモルガン・アセット・マネジメントが保有株比率を引き上げるなど海外資金の純投資ニーズが健在であることが判明し、買い人気が一気に盛り上がっている。

 シャープ<6753.T>=寄り付きから売り物が集中し大幅安。株価は1カ月半ぶりの300円台割れとなっている。23日付の産経新聞が、同社の公募増資を含む最大2000億円規模の資本増強を行う検討に入ったと報じたことが引き金となっている。
 
 ニチレキ<5011.T>=7連騰。同社は復興需要を中心に道路舗装工事が堅調に推移していることや改質アスファルトの需要増加などから、13年3月期は売上高550億円(前期比8.6%増)、経常利益31億円(同5.7%増)と好調見通しにあるが、上振れの可能性も浮上している。株価は依然PER12倍台、PBR0.8倍前後と割安評価にあり、水準訂正を期待した買いが継続している。

 ヤマタネ<9305.T>=急反発。同社は仕手性のある低位材料株で、きょうは短期資金が流入と。政府の成長戦略に農業分野が取り上げられており、減反政策の見直しの可能性があることから、米穀卸で大手の同社にビジネス拡大思惑がある。また、倉庫・不動産事業を手掛けており、一段の金融緩和に伴う不動産市況の上昇による含み資産の拡大思惑があるなど、手掛かり材料は豊富。

 ダイフク<6383.T>=大幅続伸。主力の保管・搬送システムが、通販などの国内流通向けや海外の自動車工場向けを中心に、大型案件が堅調に推移しているほか、プロジェクト管理の徹底やコストダウンなどによる利益改善も進展し、13年3月期の連結営業利益は前期比49%増の63億円と好見通しにある。また。17年3月期の売上高2800億円、営業利益率7%(営業利益196億円)を目指す意欲的な中期経営計画も評価を高めている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)