あす(26日)の為替相場見通し=94円前後の値固めの展開か

 あすの東京外国為替市場は、94円前後の値固めの展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=93円60銭~94円50銭、1ユーロ=123円80~125円30銭。この日は、次期日銀総裁にアジア開発銀行総裁の黒田東彦氏、同副総裁に学習院大学教授の岩田規久男氏が起用されると各メディアが報道したことを受け、大幅な円安が進行。朝方、一時94円60銭台まで円は売られた。両氏は金融緩和積極派であり、今後、大胆な金融緩和が実施されるとの見方は多い。この日、94円台に円安が進行したことから20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を経て、やや模様眺め気分にあった円相場は再度、円安モードに入ったとみる声は多い。ただ、当面の不透明要因は欧州と米国情勢。イタリア総選挙の結果や米国「財政の崖」絡みの状況次第では、再度、円高に振れる可能性もあるが、現状では欧州・米国ともに大きな波乱には至らないとみられている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)