26日の株式相場見通し=上値のフシを抜き上昇継続、先物主導で波乱も警戒

 あす(26日)の東京株式市場は、目先のフシである1万1500円台を一気に上抜いたことで上値が軽くなっており、きょうの余勢を駆って続伸で始まる可能性が高そうだ。欧米株の動向や、為替市場の動きに委ねられている部分はあるが、高水準の売買代金を背景に買い意欲は旺盛だ。騰落レシオが依然として110%近辺でとどまっていることも、見た目ほど過熱感が強まっていない今の地合いを物語っている。
 ただ、市場関係者の間には目先的にはスピード警戒感から調整が妥当とみる向きも少なくない。チャート的には、きょうの大引けにかけて一段高で高値引けとなったことで、マドを開けての「陽の丸坊主」となっている。これは非常に買い気の強いことを物語るが、先物主導の裁定買いによって上昇した側面も強く、先物に仕掛け的な売りが出れば、それに呼応して一転売りがかさむケースも考慮しておきたい。
 日程面では米国が注目で12月の米ケース・シラー住宅指数や、1月の米新築住宅販売、2月の米消費者信頼感指数などがある。バーナンキFRB議長の上院での議会証言も注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)