午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、イタリア政局不安で債券に資金流入

 26日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅続伸。24日から25日にかけ実施されたイタリア総選挙で緊縮財政に反対するベルルスコーニ氏が率いる中道右派が上院でリードしたことを受け、同国の政局不安が浮上。ユーロが売られ円は急伸するなど金融市場が波乱となるなか、安全資産の債券市場に資金が流入した。
 25日のニューヨーク市場で米10年債利回りは前日に比べ0.10%低い1.86%に下落した。一方、イタリア10年債利回りは前日に比べ0.17%高い4.39%に上昇した。これを受け、この日の東京市場は、債券先物が一時前日比28銭高の144円95銭まで上昇。10年債利回りは前日に比べ0.020%低下の0.685%と昨年12月12日以来の0.7%割れを記録している。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比17銭高の144円84銭。出来高は1兆4972億円。10年債の利回りは前日比0.020%低下の0.685%、30年債は同0.025%低下の1.875%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)