<話題の焦点>=高業績変化率・高ROE、外国人が狙う「2高銘柄」

 外国人投資家の買い攻勢が続いている。2月第2週(12~15日)まで実に14週連続の買い越しとなった。米国株市場ではNYダウが07年の史上最高値更新を目前にとらえているが、日本株は最高値更新など夢のまた夢、つい先日〝リーマン後〟の高値を更新したばかりである。世界的に日本株はまだまだ出遅れている。

 円高の呪縛から逃れ、デフレ脱却期待が一気に盛り上がる中、株価上昇の原動力となっているのは外国人投資家にほかならない。その買いもヘッジファンドなどの短期売買を主眼とした資金から、純投資的な動きにシフトしている。徐々に年金やミューチュアルファンドなど足の長い資金が日本に上陸しているとみられる。

 その中で中長期の海外マネーが狙う日本株の条件は何かといえば、高業績変化率、高ROEの「2高銘柄」だ。このうち、ROEとは自己資本利益率のことで、高ければ高いほど株主から集めた資金を効率良く使っているということになる。このROEは特に外国人投資家が重視する指標として知られる。

 そこで、今回は東証1部の時価総額500億円以上の銘柄で、今期純利益が2ケタ以上の増益見込みにあり、なおかつROE20%超の11銘柄を抜粋した。

◆今期2ケタ増益見通しの高ROE銘柄ベストイレブン

銘柄名(コード) 今期最終利益伸び率 ROE  決算期

カカクコム<2371.T>   29.1  32.3   3
エムスリー<2413.T>   18.0  29.7   3
MonotaRO<3064.T>42.5  34.9  12
パーク24<4666.T>   15.8  21.7  10
ヤフー<4689.T>     11.5  23.7   3
DRシーラボ<4924.T>  26.7  31.9   7
Uアローズ<7606.T>   38.1  29.2   3
丸紅<8002.T>      16.2  21.2   3
アイフル<8515.T>    61.0  24.7   3
ニトリHD<9843.T>   11.8  20.9   2
ファーストリテ<9983.T> 21.4  20.4   8

※今期最終利益伸び率とROEの単位は%

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)