東京株式(大引け)=263円安、米株安・円高で急反落

 26日の東京株式市場は大幅に売り優勢で始まり、前引けにかけては戻り歩調をみせたものの、後場売り直され下値を模索する展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比263円安の1万1398円と大幅反落。東証1部の売買高概算は39億447万株、売買代金は2兆2120億円と全体急落にもかかわらず商いは増勢。値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は1253、前日比変わらずは75。東証1部全体の7割強の銘柄が下落する展開で、昨日とは対照的な地合いとなった。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場が大幅反落となったほか、海外で急激に円が買い戻され、大幅な円高進行となったのを受けて主力株中心に広範囲に売られた。背景はイタリアの政局波乱。イタリアの総選挙で下院はモンティ首相が掲げる改革路線支持の中道左派連合が議席の過半数を得たが、上院では議席が拡散し安定政権を確保できない見通しとなったことが、リスクオフを一気に加速させた。ただ、金融緩和期待から、不動産株の一角や農業関連など材料株の一角は個別に資金を集めて急騰するものも多くみられた。
 個別では、主力株に下げるものが目立っておりトヨタ、ホンダが安く、ソニーも売られた。JFEHD、横河電が下げたほか、ファーストリテが急落、ソフトバンクも安い。半面、ヤマタネ、井関農、丸山製、日配飼などが急騰、アイフル、オリコなどノンバンクも買われた。新日本科学はストップ高、東京機も値を飛ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)