<動意株・26日>(大引け)=東芝テック、サニックス、東洋製罐など

 新日本科学<2395.T>=4日連続のストップ高。バイオ関連株人気を先導する大相場を演じている。最新の医学研究を手掛ける先端医療センターが目の難病を治療するためのiPS細胞の臨床研究を承認し、13年度中にも臨床研究が開始される見通しとなったことを契機に一気に人気化に火がついたが、その後も継続的に資金流入が続いている。

 日本配合飼料<2056.T>=商い増勢の中で急騰、一気に昨年来高値を更新してきた。日本のTPP参加で安倍政権下では農業強化策が喫緊の課題となっており、農業支援策の議論に着手するが、その中で農業関連が物色資金を集めている。配合飼料大手の同社もその恩恵が見込まれるとの思惑があり、低位の値ごろ感も手伝って短期資金の買い攻勢が鮮明化している。

 丸山製作所<6316.T>=前日のストップ高に続き続急騰、一時前日比79円高の375円とストップ高寸前まで買われた。全体相場とは無縁の動きで、にわかに需給相場の様相を強めている。同社は2年半にわたり、上値200円を上限とする低位ボックス圏を往来していたが、前週この因縁場を上抜き新波動入りを示唆している。

 東芝テック<6588.T>が続伸。米IBMからPOS(販売時点情報管理)端末事業を買収した効果に加え、国内も量販店向けに堅調が継続しており、13年3月期の連結経常利益は前期比68%増の150億円と大幅伸長の見通しにある。来期も買収効果がフルに寄与することから、2割以上の増益となる可能性が高まっており、買い安心感があるようだ。

 サニックス<4651.T>が続落。前日に昨年来高値482円まで買われたが、その後は高値警戒感から利益確定売りがかさんでいる。22日から日々公表銘柄となり、貸株注意喚起措置がとられたことも買いを手控えの要因となっており、相場全体の地合いが軟化する中で下げをきつくしている。

 東洋製罐<5901.T>が3日ぶりに大幅反落。イタリアの政局不透明感から昨日の米国株式が大幅に続落したことや、円高修正の一服で高値警戒感からの利益確定売りなどから東京株式市場も全般売り先行の展開にある。高水準に積み上がっている裁定取引の解消売りが日経平均採用銘柄に幅広く出ており、同社も売りに押されている状況だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)