イタリア情勢とFRB議長発言に注目

イタリア情勢とFRB議長発言に注目
注目のイタリア総選挙は、上院で緊縮派が過半数を超えられず、数ヶ月以内の再選挙の可能性も取り沙汰されるなど政局の混迷度合いを深める結果となった。

こうした懸念を背景に、本日の欧州市場は序盤からイタリアをはじめスペインやポルトガルといった高債務国の国債利回りが上昇しており、ユーロに売り圧力がかかっている。

ドル/円もリスク回避の動きの中で一時91.30円台まで弱含んでおり、欧州市場の動揺がさらに広がるかについて警戒が必要であろう。

また、本日はバーナンキFRB議長が上院銀行員会で証言を行う(24:00)

議長は金融緩和継続を主張するハト派に属すると見られており、本日もその考えに沿った発言があれば、ドル売り材料になる可能性があるとして警戒されている。

20日に発表されたFOMC議事録がタカ派的と受け止められ、量的緩和の早期縮小・停止の可能性が浮上しているだけに、議長の経済見通しと金融政策についての見解に注目が集まっている。