あす(27日)の為替相場見通し=91円台の円高試す展開か

 あすの東京外国為替市場は、91円台の円高を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=91円20銭~92円50銭、1ユーロ=119円00~122円00銭。この日は、イタリア総選挙での波乱の展開が為替市場を直撃した。下院は改革路線支持の中道左派が過半数を獲得したが、上院は過半数を獲得した政党はなく、今後、イタリア政局は流動化が予想されている。市場では、イタリア総選挙は中道左派が上下院で主流派を占めるとの見方が一般的だっただけに、予想外の結果にユーロ売りが膨らんだ。市場にはリスクオフ姿勢が強まっているほか、これまで一本調子の円安が続いていただけに、円は一度、円高方向への戻りを試す局面も予想される。また、この日は米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長の議会証言がある。量的緩和に関する発言が関心を集めており、その内容次第では円は一段と大きく動く可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)