東京株式(寄り付き)=米国株高、為替の落ち着き受け小幅反発

 27日の東京市場は売り買い交錯もやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比19円高の1万1418円と小幅反発。前日の欧州株はイタリアの総選挙結果を受けた政局不透明感を受けて軒並み安かったが、米国株市場では住宅関連の経済指標が好調だったことや、バーナンキFRB議長が議会証言で金融緩和に前向きな姿勢を明示したことなどからNYダウは反発、世界株安の流れには歯止めがかかった形で、前日急落した東京市場でも値ごろ感から押し目買いが入っている。為替市場では足もとは1ドル=92円台前半、1ユーロ=120円台前半と目先の円高基調も一服し落ち着いた推移となっており、主力株中心に買い戻しを誘っている。財務省が寄り前に発表した2月上旬の貿易収支は3951億円の赤字で、上旬ベースの赤字は8カ月連続となったことも円安に誘導する材料となっている。業種別では33業種中、24業種程度が高く、値上がり上位は水産、海運、倉庫、証券、非鉄、鉱業など。半面、その他製品、陸運、小売、保険などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)