午前:債券サマリー 先物は続伸、イタリア懸念で債券買い続く

 27日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸。イタリアの政局不安に伴い、リスクオフ志向から債券買いが続いているほか、来月下旬からの日銀の新体制下では積極的な金融緩和派が実施されるとの見方から、金利低下が進んでいる。
 債券先物は強含み基調が続き、144円90銭台へ上昇した。10年債利回りは、0.670%と2003年6月以来、9年8カ月ぶりの水準に低下したほか、20年債も1.660%と昨年12月以来の水準となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が26日の議会証言で量的緩和(QE)を継続する姿勢を示したことから、世界的な低金利が続くとの見方が強まったことも金利低下を促した。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比12銭高の144円96銭。出来高は1兆1887億円。10年債の利回りは同0.010%低下の0.670%、20年債は同0.020%低下の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)