<動意株・27日>(大引け)=日金銭、MonotaRO、大日塗など

 日本金銭機械<6418.OS>=堅調。大阪市が21日に発表した13年度予算案でカジノ施設誘致の調査費を成長戦略として組み込んでいることから引き続きゲーミングシステムの世界的企業である同社が関心を集めている。維新の会の共同代表でもある橋下徹市長は1月に安倍首相と会談した際にも法整備を要請しており今後の動向が注目される。

 MonotaRO<3064.T>=急騰。同社は工具や工場用品のネット通販が主力としているが、顧客ニーズを適格にとらえた経営で顧客数獲得が順調に拡大傾向にあり、商品のラインアップの拡充や海外ビジネスの積極化などが成長に反映されている。13年12月期も40億4600万円見通しと37%増益の大幅続伸を見込む。

 大日本塗料<4611.T>=反発。12年度補正予算の成立で公共投資拡大関連として再注目の動き。同社は住宅建材用塗料では国内シェアトップで、復興需要の取り込みが継続。また、橋梁やトンネルなどのコンクリート構造物に使用される鉄筋用防錆塗料に強く、老朽化インフラの再整備向け需要が旺盛。13年3月期の連結経常利益は前期比7%増の24億円見通しだが上振れの可能性が高い。

 林兼産業<2286.T>=大幅高で3日続伸。政府・与党はTPP交渉参加に向けた調整を本格化しており、農業支援策の取りまとめを急いでいる。同社は水産・畜産用飼料や食品事業が主力で、農業関連の一角として注目する向きがあり、株価が100円前後の低位と手掛けやすいことから、目先の値上がりを狙った短期資金が流入している。

 不動テトラ<1813.T>=大幅反発。同社は地盤改良工事や消波ブロックが主力で、復興関連をはじめ公共投資拡大の思惑が底流している。株価は1月8日の高値224円から2月15日安値の161円まで約3割調整し、このところ下値を切り上げる動きにあったことから、きょうは調整一巡と見た向きが買いを入れているようだ。

 東都水産<8038.T>=3日続伸。水産卸の大手で、TPPへ日本が交渉参加に舵を切ったことで水産業も関連セクターの一角として注目される。また、賃貸ビルや冷蔵倉庫も所有しており、金融緩和に伴う不動産市況の上昇から、含み資産の拡大も手掛かり材料に。過去の仕手化実績を背景に短期資金の流入が継続している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)