あす(28日)の為替相場見通し=91円台後半の往来相場に

 あすの東京外国為替市場は、91円台後半を中心とする往来相場が続きそうだ。予想レンジは1ドル=91円20銭~92円20銭、1ユーロ=119円00~121円00銭。この日は、イタリア総選挙による為替市場の混乱はやや落ち着き、円は対ドルで92円ラインを巡る攻防となった。イタリア情勢を巡っては、今後の状況を確かめる必要があり、再選挙の実施となった場合、もう一度、ユーロを中心とする波乱は起こりそうだ。
 ただ、目先は3月1日に米国の「歳出の強制削減」の発動期限を迎えるだけに、それまでの米国の政治動向が注目されている。歳出の強制削減がそのまま発動された場合、ドル売り・円買いを促す可能性が高い。欧州と米国がそれぞれ大きな課題を抱えているだけに、リスクオフ志向が強まりそうだ。とはいえ、基調としての円売りは強いだけに、目先は91円台後半を中心とする一進一退が予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)