<株式トピックス>=「当面の上値は、1万2000円(1ドル=95円)説」浮上

 東京株式市場は、日経平均株価が27日も大幅な続落で、26、27日の下落幅は合計408円に達した。
 27日の東京株式市場は反発して始まったものの、買い一巡後はマイナス圏に沈み、大引けにかけ下げを加速した。日経平均株価終値は、前日比144円安の1万1253円となり、15日以来約2週間ぶりの水準に下落した。終値の1万1253円は、25日移動平均線(1万1192円=27日現在)に接近しており、下値支持線を巡る攻防に注目が集まりそうだ。
 昨年11月16日に日経平均株価が終値で25日移動平均線を上回って以降、上昇相場で一度も25日移動平均線を割り込まない状態を維持している。それが、27日の時点で61円まで接近してきた。
 イタリア総選挙の不安定な結果を受けての外国為替市場で、対ユーロ、対ドルで急速な円高が進行している。市場関係者のあいだで「当面(3月末までの年度内)、1ドル=95円水準を大きく超えての円安進行の可能性が薄らいだ。それに連動して日経平均株価も1万2000円が上値の目安で、それ以上の上昇には、新たな材料が必要となる」との見方が浮上しているという。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)