東京株式(寄り付き)=米国株好調を受けて買い戻し優勢

 28日の東京株式市場は大きく買いが先行して始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比142円高の1万1396円と急反発。前日の米国株市場でNYダウが175ドル高と急伸、約5年4カ月ぶりの高値水準に買われ、史上最高値を目前にとらえていることなどから、東京市場でも主力株を中心に買い戻しが優勢だ。
 リスク要因となっていたイタリア政局不安だが、前日のイタリア国債(中長期債)の入札が波乱なく通過したことから安心感が生じており、為替市場でもリスクオンの流れに回帰し、1ドル=92円台前半、1ユーロ=121円台前半と円安基調に振れていることも輸出株中心に追い風となっている。寄り前に経済産業省が発表した1月の鉱工業生産指数速報値は前月比1.0%増の89.7で市場コンセンサスはやや下回ったものの2カ月連続のプラスで、全体に買い安心感を与えている。業種別では全面高で値上がり上位業種は証券、ガラス土石、輸送用機器、海運、銀行、非鉄、鉄鋼など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)