JCRが連日の高値更新後、軟調 GSKと協業拡大も高値警戒感

 日本ケミカルリサーチ(JCR)<4552.OS>が連日の昨年来高値更新後、売られている。27日大引け後にバイオ医薬品研究開発で培った基礎技術を用いて自社開発したファブリー病治療酵素JR―051(遺伝子組換えα―ガラクトシダーゼA)と米国Amicus Therapeutics (Amicus社)の低分子シャペロン技術を組み合わせた点滴静注用配合剤について、新たな開発プログラムとして、グラクソ・スミスクライングループ(GSK)との協業に加えることになることを発表したことが好感されている。2009年12月にGSKと締結しているバイオ医薬品事業に関する包括契約に、新たな品目として加わるもので、同社はGSKから契約金、マイルストン収入およびロイヤルティを受領することになる。株価は遺伝子組み換え技術を基盤としたバイオ医薬品での開発力が評価され一貫した上昇基調となっていたが、さすがに高値警戒感から上値の重い動きになっている。

日本ケミカルの株価は9時53分現在2007円(▼43円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)