外為サマリー:1ドル92円50銭台の円安・ドル高、欧米不安の後退で円売り膨らむ

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=92円50~51銭近辺と前日午後5時時点に比べ67銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=121円66~70銭と同1円43銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、対ドルで92円50銭台へ下落。前日の欧米市場で、イタリアの国債入札の需要は堅調だったほか、米国の中古住宅販売保留指数も市場予想を上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の下院での議会証言も、上院での発言と同様に量的緩和の継続を示唆するものだった。これを受け、ダウ工業株30種平均は前日比175ドル高と急伸し2007年10月以来、約5年4カ月ぶりの高値水準に上昇。リスクオン姿勢が高まりユーロは上昇し、低リスク通貨である円は下落基調を強めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3146~47ドルと前日午後5時時点に比べ0.0054ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)