午前:債券サマリー 先物は続伸、欧米不安後退も金利低下基調続く

 28日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸。前日の欧米市場でイタリアの国債入札は順調にこなされ、米国ではダウ工業株30種平均が急伸し5年4カ月ぶりの水準に買われた。低リスク資産の債券は、円安・株高では売り先行となる場面が多いが、日銀の追加金融緩和観測は強く、資金流入状態が続いている。
 債券先物は朝方こそ軟調だったが、その後、買いが入り前場は前日比5銭高の145円04銭と高値で引けた。現物債市場でも、10年債の利回りは0.665%と2003年6月以来、9年8カ月ぶりの水準。超長期債の20年債や30年債の利回りも低下基調を続けている。30年債は昨年8月以来、約6カ月ぶりの水準に低下した。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比5銭高の145円04銭。出来高は1兆1444億円。10年債の利回りは同変わらずの0.665%、30年債は同0.015%低下の1.835%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)