東京株式(前引け)=米国株続急伸を引き継いで大幅反発

 28日前引けの日経平均株価は前日比208円高の1万1462円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は15億7774万株、売買代金は9175億円。値上がり銘柄数は1326、対して値下がり銘柄数は258、変わらずは100銘柄だった。全体の8割近い銘柄が上昇している。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株高を引き継いで大きく買いが先行して始まった後、一段と上値を追う物色意欲の強い展開をみせた。株価指数先物への買いを経由しての裁定買いを足場に日経平均の上昇幅は一時240円近くに達した。前日の米国株市場ではNYダウが急伸し、史上最高値の1万4164ドルを視野にとらえており、相対的に出遅れている東京市場でも主力株を中心に広範囲に物色の矛先が向かっている。為替市場では前日のイタリア国債(中長期債)の入札が波乱なく通過したことから、ユーロが買い戻され、対ドル、対ユーロともに円安方向に振れていることもプラス材料となった。寄り前に経済産業省が発表した1月の鉱工業生産指数速報値は前月比1.0%増の89.7で市場コンセンサスはやや下回ったものの、特に悪材料視する動きは出ていない。
 個別ではコマツが出来高を伴い急伸、トヨタ、ホンダなど自動車が堅調、内需では三井不など不動産が買われたほか、都競馬、テアトル、よみランドなども値を飛ばしている。みずほ、三菱UFJなど銀行も堅調。半面、日本取引所が急落、日配飼、コープケミカル、林兼産なども利食われた。デイーエヌエーも冴えない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)