<話題株検証・マルカキカイ>=割安、好業績に個人の買い集中(1)

 マルカキカイ<7594.T>は、産業機械、建設機械などを扱う機械専門商社という一般には認知されにくい業種だが、個人投資家に人気の高い銘柄として株価が上昇をみせはじめている。これは、業績の好調推移や割安な株価水準に加えて、最低投資単位の100株から受け取れる株主優待も支援材料となっているようだ。

 それまで900円台半ばで、動きの乏しかった株価が突然動意含みとなったのは、今年初の大発会。全般相場が上昇機運のなかで、昨年12月末時点での株価指標がPER7倍台、PBR0.7倍台と極めて割安となっていたことから、出遅れ修正高への期待感で買いが集まったようだ。

 そして、1月15日にはいったん1210円高値まで上昇。12年11月期の決算と13年11月期の業績見通しを発表した翌16日から小幅調整となった。これは、12年11月期連結業績が、売上高419億6800万円(前の期比29.4%増)、営業利益23億1100万円(同2.2倍)と大幅増益となった半面、13年11月期連結業績予想は、売上高445億円(前期比6.0%増)、営業利益24億円(同3.8%増)と控えめな予想となったためだ。

 同社は1月22日にアナリスト向けに会社説明会を開催。出席者から、目標株価の引き上げなど好意的なリポートが公表されたこともあり、同28日には、1298円の昨年来高値をつけた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)