東京株式(大引け)=305円高、買い気強く大幅反発

 28日の東京株式市場は大きく買い先行でスタートした後も買いが続き次第高の展開となった。先物を経由した買い圧力も加わり、ほぼ高値圏で着地している。
 大引けの日経平均株価は前日比305円高の1万1559円と大幅反発となった。東証1部の売買高概算は32億9163万株、売買代金は2兆1169億円。値上がり銘柄数は1451、値下がり銘柄数は185、前日比変わらずは63だった。全体の85%の銘柄が上昇する全面高様相で後場は一段と水準を切り上げた。
 前日の米国株市場でNYダウが史上最高値の1万4164ドルを視野にとらえる上昇をみせたことから、相対的に出遅れている東京市場でも底上げ的な買い戻しが入った。前日のイタリア国債の入札が波乱なく通過したことからリスクオンの流れが戻り、為替が円安方向に振れたことなども追い風となっている。MSCIなどの株価指数入れ替えや大型投信設定など需給面の思惑も結果的に株高を後押しする材料となった。月間ベースでは7カ月連続の上昇となり、2月の東証1部の平均売買代金は4年4カ月ぶりに2兆円を超えた。
 個別では、トヨタ、ホンダなど自動車株が買われ、みずほ、三菱UFJなどの銀行や三井不はじめ不動産株、三菱倉庫など倉庫株が軒並み高い。ソフトバンクも物色された。ファーストリテが急騰、都競馬、サニックスなども値を飛ばしている。半面、日本取引所が急反落、ディーエヌエーも冴えない。林兼産、日配飼、プリマ、井関農なども利益確定売りに押された。