午後:債券サマリー 先物は6日続伸、円安・株高はね除け強調展開

 28日の債券市場では、先物中心限月3月限は6日続伸。為替の円安や株式市場の上昇をはね除け債券相場は強含み基調を続けている。先物は一時145円08銭まで上昇し、昨年12月につけた145円26銭の史上最高値も視野に入ってきている。
 この日入札が実施された2年債(第326回債、クーポン0.1%)の最低落札価格は100円10銭(利回り0.049%)、平均落札価格は100円10銭5厘(同0.047%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は5厘で応札倍率は5.14倍と好調だった。この日、政府はアジア開発銀行総裁の黒田東彦氏を日銀総裁とする人事案を提示したが、日銀新体制の政策では資産買入等基金の国債買い入れ期限が5年程度まで延長されるとの見方も強まるなか、2年債入札には堅調な需要が集まった。
 先物3月限は144円94銭で始まり、高値は145円08銭、安値は144円93銭、終値は前日比3銭高の145円02銭。出来高は2兆6290億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の0.655%、20年債は同0.040%低下の1.610%、30年債は同0.040%低下の1.810%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)