1日の株式相場見通し=内需株中心に続伸、1万1662円が視野に

 3月1日の東京株式市場は、週末控えで利益確定の売りが出やすいマインドが支配するものの、引き続く金融緩和への期待感などから、金融、不動産など内需系の金利敏感セクターへの買いが継続し、日経平均株価は続伸を予想する。2月28日の米国株式は、3日ぶりに反落した。NYダウ平均株価は、前日比20ドル安の1万4054ドルとなった。外国為替市場では、1ドル=92円台後半での推移となっている。
 28日の東京株式市場は、買い先行でスタートした後も次第高の展開。日経平均株価終値は、前日比305円高の1万1559円と大幅反発。月間ベースでは7カ月連続の上昇となり、2月の東証1部の平均売買代金は、4年4カ月ぶりに2兆円を超えた。
 今回の下落場面でも、焦点となっていた25日移動平均線(1万1235円=28日現在)を割り込まずに反転したことで、大幅な調整は回避された。逆に、2月25日の直近高値1万1662円が視野に入ってきた。市場関係者は「やや円高状態に戻った水準で直近高値にトライするのは、今後の上昇に向けて余裕ができたとも受け取れる」としている。
 日程面では、10~12月期の法人企業統計調査、1月の有効求人倍率、1月の完全失業率、2月の新車販売台数、2月の百貨店売上高(速報)に注目。海外では、中国2月の製造業PMI、米2月のISM製造業景況感指数が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)